FXのリスクについて

これまでFX(外国為替証拠金取引)について、取引スタイルや業者選び、手数料、通貨ペアなどの他、いろいろなことを書いてきました。今回はFXのリスクについて書いてみたいと思います。FXをする目的は利益を上げることですから、出来るだけ損することがないようにしたいですよね。FXに限らず、投資をする以上リスクはつきものです。リスクを完全に回避するということより、いかにリスクを小さく抑えるかというように考える方がいいと思います。リスクはさまざまありますが、よく言われるものについてみてみます。

●為替変動リスク…FXの利益を得る方法の一つが為替の変動で発生する為替差益です。相場が予想と反対に変動すると損失が生じます。為替相場の変動により生じる損失のことを為替差損といいますが、為替変動リスクとは為替差損が生じるリスクのことを言います。

●流動性リスク…流動性とはFXでは通貨の売買取引きのしやすさのことです。市場に流通している量が少ない通貨の場合、思うよに取引きが出来ないことがあります。また戦争やテロなど突発的なことが発生した場合なども取引量が減り、売買しにくくなることがあります。このように思った通りに取引きすることが出来なくなるリスクのことを言います。

●システムリスク…FXは主にパソコンや携帯電話で取引きをしますが、その際インターネット回線を利用します。何らかの理由でインターネット回線や業者のサーバーにトラブルが発生した場合、取引きすることが出来なくなります。また、注文する際に誤って入力してしまうことなどもあります。これら以外にも、インターネットを利用した取引きで起こるトラブルのことを言います。

外国為替業者業者の選び方~証券会社~

前回にも書きましたように外国為替の業者に関しては、自分の投資スタイルにあった業者を選択することが大事です。

スワップ重視派は高スワップな業者がオススメで、レバレッジ重視派なら高レバレッジの業者がオススメですが、後者に関しては昨年8月からレバレッジが50倍に規制、今年8月からはレバレッジが25倍にまで規制されます。従来ですと400倍ものレバレッジが可能な業者も存在しましたが、規制が強化されてきている現在では、レバレッジを重視した業者選びは実質困難な状況です。

この規制はやはり高レバレッジのリスクが高いことが要因ですが、このような流れを考慮しますと、とくにFXの初心者の方は、レバレッジは自分の資産状況を考慮してなるべく低い水準で始める方が良いと思います。そしてスワップ金利で小額でも利益を安定的に積み重ねることができる方法がベストかもしれません。

その場合、スワップが高く、かつ情報ツールが充実している業者を選択しておきたいところです。チャートなど分析ツールが充実していることも日々、売買をするうえで需要ですから、友人などのクチ込みや実際に複数の口座を比較して検討することも一法です。

FXを始める初心者の方の中には、ネット証券で株式取引をしている方も存在するかもしれません。FXを充実している証券会社も増えておりますから、株式取引で慣れている証券会社でFXの口座も開設することもいいかも知れません。まずは比較検討して業者を選択したいですね。

外国為替取引の「分析」と「市場」

外国為替取引の業者を選ぶ時は、当然のことながら自分の投資スタイルに合った業者を選びましょう。

コスト重視派なら……低スプレッドで手数料無料な業者がおススメです。レバレッジ重視派なら……高レバレッジの業者がおススメです。しかし、この度レバレッジに規制がかかるとのことなので、高レバレッジを売りにしている業者には厳しいことになりそうですね。
また、スワップ重視派は……高スワップな業者がおススメです。そして税金重視派は……くりっく365の業者がおススメです。くりっく365とは、一般投資家に外国為替取引の場を提供する事を目的として2005年7月から公的市場として開設されたものです。税金は一律20%となっています。

と言っても、結局どの業者を選んでもやることは同じです。投資方法は違っても、為替取引に関する情報は変わらないものです。なので、与えられた情報を「ファンダメンタルズ分析」等を上手に利用し、先の為替の動向を読めるようにしておきましょう。また、JASDAQ指数と呼ばれるものが、為替動向の材料の一つとされることもあるようです。

JASDAQとは株式市場の一つで、金融商品取引所のことですが、実際、外国為替取引には直接関係はありません。しかし、勢いは東証二部を凌駕するほどになっている市場です。主には新興企業(いわゆるベンチャー企業)を扱った市場で、他の取引所に開設されている新興市場とは違い、店頭登録制度から数えると40年以上の歴史があるので、何と創業30年以上の老舗企業も上場しているそうです。

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